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Genesisはプログレバンドであるという事を改めて思い出させる作品 ”Second Out”

 

どうも、管理人のまーちゃんです。

突然ですが、まーちゃんは週末ミュージシャンで、プログレッシブ・ロックと呼ばれる難解で哲学的・前衛的なロックが好きです。

今回はこのプログレッシブ・ロックのバンドの映像作品をご紹介します。

 

Genesis Seconds Out 2

 


Genesis - Supper's Ready (Seconds Out).wmv

 


Genesis - The Cinema Show

 

Genesisのライブ作品からの抜粋。

Genesisは、英国の誇る偉大なプログレッシブ・ロックバンドです。

1980年代に入ってからはメンバーが3人と少人数になったことや時代の流れにあやかったこともありポップ化しましたが、元々はマザーグースや神話の世界、寓話の世界なんかをモチーフにした曲作りを行うバンドでした。

このバンドは、何といっても演奏者全員がテクニカル好きで上手すぎる!

ボーカリストとしてのイメージが強いフィル・コリンズの手数の多いドラムさばきは見ごたえ抜群。

寡黙にキーボードの要塞に向かって美しいフレーズを奏でるトニー・バンクス

一見目立たない存在でありながら、美しいロングトーンのギターサウンドやタッピング奏法で時代の先駆者として活躍したスティーブ・ハケット

4弦ベースと12弦ギターのダブルネックという、かなり特殊なギターでもってリズムとサウンドの屋台骨を巧みに支えるマイク・ラザフォード

この4人が在籍していた当時のライブがここにあります。

 

 

ファンによっては、ピーター・ガブリエルが脱退してからはジェネシスらしさが薄れた、なんていう人もいますが、フィル・コリンズが先導を切るようになったジェネシスもこれまた良い。

前衛的なプログレ的要素と、フィルの持つポップさとがうまく融合していて、エンターテインメントとしても、芸術としても、どちらも見ごたえあるライブとなっています。

特に「Los Endos」のバンドのアンサンブルは、美しさと圧倒的にスリリングな展開があってプログレバンドの美学(?)と意地を感じるような聴きごたえ。

この曲は本当に必聴。

是非聴いてほしいです。

 

個人的にお気に入りなのは「The Cinema Show」です。

第2章に入ってからのトニーのキーボードさばきと、その旋律の流麗さと華やかさは他の追随を許さない、と言えるほどです。

このバンドはドラマーがシンガーを兼ねているので、ライブではサポートドラマーもステージに上がるのですが、この曲ではイエスキング・クリムゾンで活躍したビル・ブルーフォードがサポートとして叩いているのです。

ファンは必聴だと思います。

第2章からは、フィルもドラムを叩き始めるので、2人のドラマーが一つの曲のドラミングを対決するように演奏するので、その互いのドラミングの違いや手数の種類を聞き分けるのも、これまた乙と言えます。

 

という感じで、やたらマニアックな説明になってしまいましたが、ジェネシスプログレ初心者でも割と世界に入っていきやすいバンドだと思いますので、是非皆様一度聴いてみて下さい!