どーも、管理人のまーちゃんです。
先週の土曜日に、横浜美術館で開催されている
【NUDE~英国テートコレクションより~】展を見てきました。
ゴールデンウィークから芸術三昧の日々を送っていますが、この展覧会もBS日テレの番組「ぶらぶら美術・博物館」の影響で、是非見に行きたいなと思いたち足を運びました。
ちなみに先日行った新国立美術館のレビューはこちら。
この【NUDE】展は、その名の通りヌードの芸術作品を集めた展覧会です。
禁欲的な宗教観のある19世紀のイギリスで花開いた、素晴らしい身体表現作品が集まっていました。
一番のお目当ては、パンフレットにも掲載されていたロダンの「接吻」。
日本初公開となる本作品を一目見るべく向かったのですが、その他にも良い作品との出逢いが沢山ありました。
まーちゃん的に一番良い出逢いだと感じたのは、ルノワールの「ソファに横たわる裸婦」でした。
この作品で描かれている裸婦の絵が、先日新国立美術館で見たルノワールの「泉」に描かれている女性とそっくりだったのです!
ここでも出逢いましたね…というような気持ちになり、偶然の出逢いに感動しました。
また、展覧会の一番最初に見た「プシュケの水浴」も、肌の透き通った描写やその美しさに目を奪われてしまいました。
この2つの作品はぜひ見るべき作品だと思います。
そして、ロダンの「接吻」。
しなやかさ、力強さ、柔軟な身体表現、そして壮大さ。
何をとっても非常に素晴らしく、口をあんぐり開けてしまうほどすごい作品でした。
これが大理石から彫り出されたとは信じられない。
本物の人間が本当に抱き合っているように感じられました。
これを生で見ることが出来、本当に良い体験でした。
もうこの作品を拝めるのはこれが最初で最後かもしれないと思うと、なかなかそばを離れることが出来ませんでした。
それぐらい見とれてしまう、魅力的な作品だったと思います。
このヌード展、横浜美術館で6月24日㈰まで開催されていますので、まだの方はぜひ見に行った方が良いと思います!
ロダンの接吻を拝める機会が日本では今後無いかもしれません。
古典のヌード作品も素晴らしいですし、モダン・アートのヌード作品にも思わず考えさせられたり、と発見が非常に多い展覧会だと思います!
少しでも気になった方、ぜひ一度横浜美術館に足を運んでみてはいかがでしょうか?