どーも、管理人のまーちゃんです。
今回は最近の近況報告というか、新しく知り合った人とのやり取りで感じたことを愚痴っぽくお話したいと思います。
先日、バンドメンバー募集サイトの「OURSOUNDS」で知り合った人たちと一緒にバンドの初顔合わせ・音合せをしました。
ギター、ベース、ボーカルは元からいて、キーボードの自分とドラムスの人が初参加だったのですが、第一印象から微妙な感じでした。
【見た目と第一印象】
ギターの人…額が脂ぎっていて、空き時間はひたすらエフェクターの接点の調整をしていた。オタク感満載のオジサン。
ベースの人…スキンヘッドにバンダナというオッサン感満載のオジサン。マラソンの記念Tシャツをインしていたのでファッションを考えてない感じ。
ボーカルの人…QUEENのTシャツでジーパンにシャツをイン、ウエストポーチというこれまたオッサン感丸出しのオジサン。オタク感満載。
新ドラムスの人…自分と同じくSNS上で参加した人。ブラックのシャツとダメージジーンズといういかにもロック感があるルックスも大事にしている人。大人のロッカーはこうであってほしいという理想的な感じ。
というような感覚でした。
ロッカーなんだからもう少し見た目に気を使ったらどうなの!?とケチを付けたくなるような出で立ちからして、ちょっと一緒にやっていくのが心配になってしまいました。
自分だけ30代という若手であったので、色々と素性や何やらと聞いてくれはしてくれたのですが、オタクな話し方と雰囲気で会話も弾みませんでした。
会ってから最初の15分で、「これはダメかもな…」と少し見切りをつけてしまいました。
そしていざ音合わせに。
事前に課題曲リストをもらっていたのでその練習はしていたのですが、課題曲以外の曲も次々に「コレ知ってる?じゃあやってみよう」という感じでやろうとする。
キーボードは曲に応じて音色を変えたり調整したりするので、いきなりコレやろうと言われてもすぐに対応できない時があるんですよね。
シンセの音なんか使ってるならなおさら。
おそらく今まで鍵盤有りのリハをやったことがないからなんでしょう、キーボード事情を全然知らない感じでした。
それをやられると結構ストレスなんですよね。
とりあえずやってみましたが、余計な神経を使うので更に気持ちが滅入ってしまいました。
更に気になったのが、曲をやるのはいいけどその曲の完成度とかを求める雰囲気ではないという所です。
とにかく好きな曲を演奏できればそれでいい、という感じ。
「やってる感」に酔いしれたいような人達なんだなだと思いました。
自分はライブで演奏することありきのバンド活動だと思っているので、何かつまらないな…とも感じてしまいました。
ちなみにドラムスの人は迫力のあるドラムスだったんですが、とにかく叩く音が強烈過ぎて間近にいる自分の耳をやられてしまいました。
リハ後は右耳がキンキンして痛かったです(泣)
リハ終わりにギターの人から「食事しませんか?」というので、しょうがなくついていくと、近くの磯丸水産へ。
「え…昼から飲むのか…」と思ったがしょうがなく入店。
自分は生ビールとネギトロ丼を注文しましたが、古参メンバーの人達は生と冷奴、生と冷やしトマトだけ、という組み合わせ(!)
そこケチるの?それで足りるの?と思いながら丼をかきこみました。
普通なら食事とかしている場でお互いに連絡先とか交換して次に繋げる…という流れになるんだろうと思うんですが、なぜが全員そういう話を持ち込んでは来ませんでした。
自分は心の中で「今日限りだな...」と思っていたので、あえて切り出さなかったのですが。
そして最後に一番決定的だったのは、新メンバー募集発起人のギターの人が「スタジオで◯◯◯(バンド名)ごっこができればそれでいいんです」といったセリフ。
ということは、この人達はただ内にこもって楽しくごっこ遊びしてればいいんだな、と判断しました。
音楽やってるからには、ライブや人に披露する機会を作らないと成長しないし面白くないのに、ただただオタッキーに楽しめてれば良いという雰囲気が伝わってしまいました。
自分の目指しているものとは全く方向性が違う。
じゃあ方向性の違う自分は引き下がろう…と決定。
断る理由ができた、というオチでこの日は終了。
食事後は雨がパラついていて、持ち込みの楽器を濡らさないように駅までダッシュ。
何人かは駅までの方向が一緒でしたが、駆け足で駅まで行くという理由でその場をすぐに立ち去りました。
という話です。
この日の帰りの電車の中で思ったのは、
「自分が老けても、ああいう感じのオタクにはなっちゃいけないな」ということ。
自分より若いやつに気持ち悪いなんて思われたくないから、身なりや心持ちをしっかり考えていこうと決意しました。
この日の出来事は、そう思わせてくれたレッスンだと思うようにしています。
年下から嫌がられないよう、身も心も洗練していこうと思った、今日この頃でした。